デメリットと注意点!
私が思うNURO光の
デメリットや注意点を紹介します!
私が思うNURO光のデメリットは
以下の通りです。
・最大速度2Gは詐欺!?
・工事が2回
・解約の違約金
・スマホBB割の注意
・アパート・マンションは5階以下のみ
・引越の時の注意
・ルーター(ONU)がac規格未対応
・ルーターが設定しにくい
・電話回線の2回線契約ができない
・P2P規制
・テレビサービスが弱い
それでは、順番に説明していきますね。
2Gは絶対に出ない
NURO光というと最大速度が
2Gbpsで世界最速というのが
有名ですよね。
ちなみにNURO光の最大速度は
・下り:2Gbps
・上り:1GBps
となっています。
ですが、2015年2月の段階では
2Gbpsの速度は絶対に出ません。
こんなことを言うと
「じゃあ、詐欺か!?」とか
思ってしまう方もいるかもしれません。
ですが、決して詐欺ではありませんので
安心してください。
どうして2G出ないかというと、
簡単に言うとパソコンや
ケーブルなどの周辺設備が2Gの速度に
対応していないからです。
今のところパソコンやケーブルは
1Gまでの速度しか対応していません。
なので、どう頑張っても
最大速度は1Gまでしか出ないんです。
また、最大速度2Gというのは
有線でケーブルをつないだ時の話です。
無線でケーブルをつないだ場合の最大速度は
『450mbps』
になります。
なので今のところ実際に測定して出る最大速度は
・有線LANで「1Gbps」
・無線LANで「450mbps」
という感じになります。
ですが、更に気をつけないといけないのは
この最大速度はあくまで理論値という事です。
実際に家で使ったら必ず
有線で1Gbps、無線で450mbpsの
速度が出るわけではありません。
ここまでの話を聞くと
「なんだあ、最大速度1Gなら
結局、フレッツ光やauひかりと
同じじゃないか!!バカにしやがって!!
俺はNURO光を絶対に許さない!!」
と、頭にきて怒り狂い
NURO光に対して深い恨みを抱く方も
いるかもしれません。
ですが、そうではないので安心してください。
NURO光の最大速度2Gbpsというのは
まぎれもない事実です。
なので、将来的にパソコンなどが
2ギガの速度に対応すれば
実際に2G近くの速度が出る可能性があります。
また、家族で使うなど
複数の人数でNURO光を使う場合は
最大速度2Gゆえのメリットがあります。
例えば4人家族の家庭で
NURO光を導入したとします。
そして、4人で同時にパソコンを使って
インターネットに接続したとします。
この時NURO光は最大2G(2000Mbps)の
速度が出るので4人家族の
ひとりあたりの最大速度は
2000÷4=500Mbps
ひとりあたり最大500Mbpsの
速度が期待できます。
一方フレッツ光やauひかりでは
最大速度が1Gなので
1000÷4=250Mbps
ひとりあたり最大250Mbpsの速度になります。
なので、たくさんの人数で一度に使う場合は
NURO光の最大2Gはメリットもあるんです。
ただ、実用上では250Mbpsも500Mbpsも
体感的にはほとんど変わらないかもですが・・・
開通工事は2回必要
次にNURO光の開通工事についてです。
NURO光の工事ですが基本的に
屋内工事と屋外工事の2回必要になります。
しかもどちらも立会が必要です。
工事日の指定はできますが
平日に仕事がある方の場合は
土日・祝祭日など休日に工事日を指定しないと
立会ができませんよね。
しかし、工事日を土日・休日に指定すると
別料金として「3000円(税抜き)」
奪い取られます。
なので2回の工事とも土日・休日を
指定すると合計で6000円も
必要になってきます。
更に土日・休日は基本的に
予約でいっぱいだと思います。
なので、平日に工事日を指定できない場合は
NURO光の開通が大幅に
遅れてしまう事もあるかもしれません。
ちなみに、フレッツ光やauひかりでは
工事は1回のみで、場合によっては
工事の立会は不要です。
NURO光の工事も1回で済む場合も
ありますが、基本的に2回必要というように
心の準備をしておきましょう。
解約の違約金
解約の違約金については
最近は世界の常識になっていると思います。
なので
「そんなことすでに知ってるよ!」
という方も多いかもしれません。
まだ、知らないという方は
良かったら確認していってください。
NURO光は基本的に
・2年契約
・自動更新
になります。
開通してから2年以内に解約する場合は
違約金が発生するという仕組みです。
違約金は『9500円(税抜き)』です。
また、2年契約が終わった後に
解約しない場合は自動的に再び新しい
2年契約がスタートします。
これが自動更新です。
なので、違約金無しで解約するには
2年毎にやってくる「更新月」という
月内に解約手続きをしないといけません。
更新月の間に解約すれば
違約金は0円で解約できます。
というわけでNURO光を違約金0円で
解約するチャンスは基本的に
2年ごとにやってくるというわけです。
しかし、ここで
注意しないといけない事があります。
それは「工事費」です。
NURO光は工事費用として
毎月1333円を分割払いで
30ヶ月間払う必要があります。
ですが、この工事費は
キャンペーンによって実質無料になります。
どういうことかというと
工事費割引キャンペーンとして
毎月1334円の割引が
30ヶ月間続くのです。
なので30ヶ月間、月額料金が
1334円安くなります。
つまり工事費の分割払いと
相殺して
1334-1333=1
毎月1円分得します。
なので、NURO光を契約してから
30ヶ月間使い続ければ
工事費は1円も払う必要がありません。
それどころか30円得します。
しかし、逆に言うと工事費を
完全に無料にするにはNURO光を
30ヶ月間使い続けないといけません。
30ヶ月たつ前に解約する場合は
残りの工事費を
一括で支払わないといけません。
そのため、NURO光が開通してから
最初の2年後に契約が切れたからと思って
解約しようとするとショックを受けます。
2年間の利用では工事費の分割払いが
終わっていません。
だから工事費用の残りを
請求されてしまうんです。
NURO光の最初の更新月は
開通してから25ヶ月目にやってきます。
ですが、まだ30ヶ月たっていないので
工事費の支払いが全部終わっていないというわけです。
ですが、30ヶ月間NURO光を使い続けるには
新しい2年契約とかぶってしまいます。
なのでまたまた2年契約を
結ばないといけません。
というわけで完全に違約金0円にするには
工事費の支払いが終わる30ヶ月が過ぎた後の
次の更新月で解約手続きをしないといけません。
具体的にはNURO光の開通から
49ヶ月目になります。
つまり、NURO光を契約すると最初は
実質「4年契約」という事になってしまいます。
2年契約の事を知っていても
工事費を考えた4年契約については
知らない方もいるかもしれません。
注意しましょう。
しかしこんな話をすると
「なにぃ!ほんとは4年契約だと!
NURO光は何て汚いんだ!!
こんな汚らしい卑劣な手を使うサービスは嫌だ!
フレッツ光かauひかりにする!!」
こんなふうにNURO光を
外道扱いする方もいるかもしれません。
しかし実はフレッツ光やauひかりも
同じような工事費の関係で
最初はNURO光のように実質4年契約に
なります。
(auひかりのマンション、アパートプランの場合は
工事費を考えても2年契約で終わります)
なので、特にNURO光だけが
卑怯というわけではありません。
スマホBB割の注意
NURO光のひかり電話を契約すると
オプションとして「スマホBB割」という
嬉しい割引サービスがつきます。
「スマホBB割」とは何なのかというと
ソフトバンク携帯を使っている場合は
携帯料金を割り引いてくれるというサービスです。
ソフトバンク携帯を使っている方は
この割引目当てでNURO光を
選ぶ人もいると思います。
ちなみに安くなるのは
スマ放題などの特定の携帯の
プランに限ります。
ですが、このスマホBB割ですが
実は2年しか続きません。
2年過ぎると携帯料金は1円も
安くならないので注意が必要です。
また、過去にスマホBB割を
受けている場合は最初から
1円も割引されません。
もしかするとホワイトBBから
NURO光に乗り換えるという方も
いるかもしれません。
その場合、ホワイトBBですでに
2年間のスマホBB割を受けている場合は
注意です!!
NURO光ではスマホBB割は
もうつかないので注意が必要です。
ちなみにauひかりでは似たような
携帯料金割引サービスとして
「スマートバリュー」というものがあります。
auひかりでんわを契約すると
auスマホ料金が安くなるという
サービスです。
このスマートバリューは2年後も
割引が続きます。
3年目からは割引の金額が安くなりますが
スマホBB割と違って永久に
割引が続きます。
なので、auスマホを使っている場合は
NURO光よりauひかりにした方が料金的には
お得になると思います。
ちなみに、フレッツ光の場合は
ドコモのスマホが安くなるとかいう
そういうサービスは一切ありません。
アパート・マンションは5階以下のみ
アパートやマンションなどの集合住宅で
NURO光を使いたいという方も
いると思います。
ですが、フレッツ光やauひかりと違って
NURO光にはマンション専用プランというものが
ありません。
アパートやマンションでNURO光を
使う場合も基本的に戸建てプランと
同じ内容になります。
そのためアパートやマンションも
配線は戸建てプランと同じ場所の
電柱から引き込みます。
なので、あんまり高い階だと
ケーブルが届きません。
そのため、マンションやアパートでは
以前はNURO光を契約できるのは
2階までの部屋となっていました。
しかし、2015年12月8日から
5階以上の方でもOKとなっています!
しかし6階以上に済んでいる人は
フレッツ光やauひかりにするしかありません。
後で説明しますが
アパートやマンション等の場合は
基本的にフレッツ光やauひかりより
NURO光の方が料金が高くなります。
特にこだわりが無ければ
フレッツ光やauひかりにした方が
料金的にはお得だと思います。
引越の時の注意
NURO光にはマンション専用プランが
ありません。
なので契約するのはほとんど
戸建ての人だと思います。
なので引っ越しする機会は
あまりないかもしれません。
ですが、アパートやマンションで
NURO光を契約する場合は注意です。
NURO光の場合は引っ越し移転する場合は
必ず解約手続きをする必要があります。
そのため契約期間内に引っ越しする場合は
解約の違約金を払う必要があります。
引越し先でNURO光を使う場合でも
違約金を払わないといけません.
フレッツ光やauひかりの場合は
引っ越しする場合は移転手続きができます。
フレッツ光やauひかりは
契約期間内でも引越し先で同じインターネット回線を
使うなら違約金を払わなくても大丈夫です。
また、フレッツ光の場合は引越し先の
マンションなどがフレッツ光に
対応していなくても安心です。
未対応で使えない場合はフレッツ光に入らなくても
条件付きで違約金を払わなくてもOKです。
なので、引越に関してはNURO光は
やや厳しい条件です。
アパートやマンションでNURO光を
契約する人で単身赴任など引越の
多い方は気をつけましょう。
ルーター(ONU)がac規格未対応
NURO光に契約すると無線LANルーターは
無料でレンタルで提供されます。
このルーターはホームゲートウェイ(ONU)とか
言われます。
このONUですが基本的には
・ZXHN F660T
・HG8045j
のどちらかの型番の機器になります。
2015年2月現在では
ほぼ「ZXHN F660T」になるようです。
このNURO光のONUですが
どちらもWi-Fi無線LANの最新規格
『11ac』に対応していません。
11acについての説明はバッファローの
ページがわかりやすいです。
簡単に言うと11acではこれまでの物より
速度が速くなるというような効果が
期待できます。
しかしNURO光でレンタルできる
無線LAN機器は残念ながら
今のところ11acに対応していません。
ちなみに、フレッツ光では
レンタルできる無線LANルーターは
11acの規格に対応しています。
auひかりは現在のHGW(ホームゲートウェイ)の
型番はBL900HWになりますが
こちらは11acに対応していません。
今のところ11acに対応しているのは
フレッツ光のみになります。
もちろん通販などで市販の対応ルーターを
自分で買って設定すれば
NURO光でも11acが使えます。
ただ、お金が掛かったり
サポート対象外となるので
設定も手間が掛かるかもしれません。
ですが、今後NURO光でも標準で
11acの規格に対応するような
無線LAN機器を貸し出すかもしれません。
ルーターが設定しにくい
NURO光のルーター(ONU)は
先ほどお話したとおり
・ZXHN F660T
・HG8045j
です。
このルーターのメーカーなんですが
「ZXHN F660T」は「ZTE」という中国の
メーカになります。
「HG8045j」は「Huawei(ファーウェイ)」という
これまた中国のメーカーです。
つまり、NURO光のルーターはどちらも
中国製になります。
別に僕は中国批判をしようとか
ヘイトスピーチをしようとか
そういう考えはありません。
しかし中国製のメーカーと聞くと
反射的に嫌なイメージを感じてしまう人も
いると思います。
バックドアとかの恐ろしい
プログラムを想像してしまう人も
いるかもしれません。
なんか変なソフトが仕込まれていて
個人情報が中国に転送されているんじゃあ・・?
こんな怖い想像をしてしまう人も
いるかもしれません。
ですが、NURO光のルーターは
全然そんな事はないので安心してください。
ただ、実際に使っているユーザーからすると
設定画面がわかりにくく
使いづらいという意見があるようです。
やはり海外のメーカーということで
そういう点でちょっと
わかりづらい点があるのかもしれません。
ただ、普通に使うぶんには
全く気にする必要はないと思います。
ただ、ちょっとテクニカルな
応用的使い方をしたい場合は
設定に苦労するかもしれません。
ちなみにフレッツ光の無線LANルーターは
2種類ありますが
・PR-500KI:沖電気
・PR-500MI:三菱電機
と、どちらも国産メーカーです。
auひかりの場合も
・BL900HW:NEC
NEC製品で国産メーカーになります。
電話回線は1回線のみ
NURO光の電話サービス
NURO 光 でんわでは電話回線が
1回線だけしか使えません。
このため、電話機とFAXの番号を
違う番号にして使うという事ができません。
別に電話機もFAXも同じ番号でいいよ
という方は関係ないかもしれません。
ですが、個人事業などをやっていて
電話機とFAXの番号を別にして
使いたいという方もいるかもしれません。
そういう方はその使い方は
できないので注意してください。
ちなみにフレッツ光やauひかりの
電話サービスではオプション料金を
払うことで1契約で2回線使えます。
なのでフレッツ光やauひかりの
光でんわなら電話機とFAXの番号を
違う番号にできます。
また、電話をしながらFAXを
受けたり、転送することもできます。
NURO光でんわではそれができないので
注意しましょう。
P2P規制
NURO光では規約にも書かれていますが
P2P規制があります。
ですがこれはP2P全体を
規制するという意味ではありません。
P2Pを利用したオンラインゲームなどの
サービスは問題なく利用できます。
なのでオンラインゲーマーの方は
安心してください。
しかし、WinnyやShareなどの
P2Pファイル共有ソフトは容赦なく
規制されます。
WinnyやShareなどのP2Pファイル共有ソフトの
使用が目的の場合はNURO光は
やめたほうが良いでしょう。
その場合は、フレッツ光や
auひかりが良いと思います。
ただ、そうしたファイル共有ソフトを
使用しての違法ソフトをダウンロードするのは
犯罪です。
WinnyやShareを使いたいという
気持ちはわかりますが
逮捕されて高額の賠償金を請求されたら
人生終わりです。
絶対に使用はやめましょう。
また、WinnyやShareなどを
全くやらない人の場合は逆に
規制があった方が良いと思います。
WinnyやShareなどは
ものすごい量の
データのやりとりします。
なので、回線が込み合い
WinnyやShareを使っていない人まで
巻き添えを食らいます。
そして速度が遅くなる場合があります。
ですが、P2P規制してあれば
その心配がありません。
WinnyやShareなどのP2Pファイル共有ソフトを
使わないならNURO光は
おすすめだと思います。
テレビサービスが少ない
NURO光はフレッツ光やauひかりと違って
独自のテレビサービスというものが
ありません。
フレッツ光では有料オプションで
・フレッツテレビ
・ひかりTV
・スカパー!プレミアムサービス光
・U-NEXT
・アクトビラ
など豊富なサービスがあるので
アンテナが無くてもネット回線で
テレビが楽しめます。
また、auひかりにも一応有料で
「auひかり テレビサービス」というものが
あります。
一方NURO光で使えるテレビサービスというと
「アクトビラ」ぐらいだと思います。
なので、ネット回線だけで
テレビサービスを楽しみたいという方は
ちょっと残念かもしれません。
ただNURO光でも、もちろん普通に
オンライン上のオンデマンド動画サービスは
使えます。
また、当たり前ですが普通に
アンテナがあればテレビ番組はみれます。
なのでデメリットと感じるかどうかは
人によるかもしれません。
以上、デメリットや注意点についてでした。
新たなデメリットや注意点が
わかったら、更新していくつもりです。